草加市俳句連盟

草加市俳句連盟の活動報告です

令和3年9月定例句会

9月の定例句会も、8月に続いて通信句会として実施されました。
(兼題:葡萄、稲妻)

f:id:souhairen:20210928150117j:plain

◆互選高得点句
稲妻やガラス戸棚の大辞典    圭子
稲妻の出羽三山を越え征けり   淳
林檎剥く器用不器用得手不得手  寿郎
稲妻や木の釘ふふむ宮大工    悦子
葡萄狩甲斐は空気もかくし味   好晴
とどきたる葡萄一粒づつ故郷   鈴子
◆一人一句
稲妻や緑を灯す非常口      寿郎
露天湯はぶどう畑の風の中    悦子
流れ星猫は夜会に家を出る    圭子
富士仰ぎ父の背越しに葡萄摘む  淳
雲切れて又戸を開ける十三夜   好晴
人ならば愛されるこの冬瓜は   鈴子
ウォーキング律の調べの雨と行く 美枝子
満天の星に抱かる帰省中     光子
笑顔あり弾む声あり葡萄園    久雄
ショパン聞く静かな宵の稲光   藤夫
房ゆたか課外活動ぶだう園    烈子
自粛するホームを照らす稲光   素秋
コロナ禍や浮かぶ望郷鰯雲    喜代江
葡萄棚房剪るたびに日が洩れり  嘉明
九月空雲は鱗となれぬまま    美子
秋爽やか人生まるくおだやかに  二三子
稲妻やジクザク走る宵の空    勇
***********************************************
会員募集中
見学大歓迎
入会ご希望の方は
草俳連事務局
048・930・0718(山田)
へ、お気軽にご連絡ください。