草加市俳句連盟では、草加市神明二丁目の「札場河岸公園」に投句箱を設置し、市内在住の方のみならず、草加を訪れる多くの方々からの俳句作品を広く募集しています。
投句いただいた中から、毎年、上半期と下半期に分け、優秀な作品を草加市観光協会と連名で表彰しています。
札場河岸公園内にある観光案内所「草加宿芭蕉庵」前に設置されている投句箱へ直接投句いただくか、投句箱に備え付けのはがきで応募してください。
多数の投句をお待ちしています。
◆札場河岸公園について
東武スカイツリーライン「獨協大学前」駅から旧日光街道(県道足立越谷線)に出ると、江戸時代から「草加松原」「千本松原」などと呼ばれ、日光街道の名所となっていた美しい松並木が広がっています。
現在では、綾瀬川沿い一帯に634本の松が植樹され、約1.5キロメートルにも及ぶ、ゆったりとした石畳の遊歩道になっており、松尾芭蕉の記した「おくのほそ道」にちなんで名付けられた二つの太鼓型の橋「百代橋」と「矢立橋」は、草加市のシンボルとなっています。
そして平成26年3月には、国の名勝『おくのほそ道の風景地』に指定されています。
日光街道有数の宿場町として栄えた草加宿の面影を今に残すこの遊歩道の南端にあるのが、かつての綾瀬川舟運の「河岸」を再現して整備された「札場河岸公園」です。
公園内には、俳聖・松尾芭蕉の像や、県指定文化財に登録される甚左衛門堰のほか、松並木や綾瀬川を一望できる五角形の望楼が配置され、芭蕉像を囲むように、草加の地名を詠み込んだ、正岡子規と高浜虚子の句碑も設置されています。