草加市の文化と観光の発信を目的に草加市俳句連盟が行っている「札場河岸観光俳句」の令和二年度下半期入選句が決定しました。
◆特 選
朝ざくら白衣の人の夜勤明け
草加市 野口都未子
◆入 選
手袋をそっと隠して手を繋ぐ
草加市 齋藤麻菜美
陽炎へ溶けゆく過客芭蕉道
草加市 佐藤 桂樹
こも巻きの結び目きりと冬に入る
草加市 村井 栄子
蕉翁の肩水平に燕飛ぶ
越谷市 岡田宇喜子
◆年輪賞
蕉像へあいさつしてる青蛙
草加市 加藤二三子
松手入れ米寿の庭師高梯子
草加市 杉山 好晴
◆佳 作
春日和肩に笠置く芭蕉像
草加市 井上 寿郎
木枯しとひとまわりして芭蕉像
川崎市 小関 新
万両や竹垣朽ちし石の階
足立区 古谷 弘子
漕ぎ出でし和舟の客へ花の雨
草加市 浅古 美子
入選・年輪賞の作品には、草加市俳句連盟と草加市観光協会の連名で賞状が授与されました。
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現在、令和三年度上半期の応募を受け付けています。
草加松原南端の札場河岸公園内にある観光案内所「草加宿芭蕉庵」前に設置されている投句箱に備え付けのはがきで投句箱へ直接投句いただくか、
作品2句以内と郵便番号・住所・氏名(俳号)・電話番号・年齢(小・中学生の場合は学年)をご記入の上、
〒340-0011 草加市栄町2の1の36 札場河岸観光俳句投句箱管理者 石原久雄 宛
にはがきでご応募してください