令和5年8月句会は、台風の接近が予想されたため、通信句会で行われました。
(兼題:盆、夏休)
◆互選高得点句
幸せに大小なくて盆用意 悦子
敗戦忌あの世この世の声を聴く 淳
引く波の小石噛む音秋隣 悦子
二人には言葉はいらぬ星月夜 藤夫
喧嘩して仲なほりしてソーダ水 烈子
黙の棋士崩す一手やさるすべり 喜代江
さらさらと鎖骨へ髪へ盆の風 鈴子
◆一人一句
音読も日課のひとつ夏休み 悦子
父母と子の吾が丹精の茄子の馬 淳
散水に虹立ち今朝の始まりぬ 烈子
灯り消しひとり満喫盆の月 藤夫
盆用意風習守る強き兄 喜代江
蝉穴のひとつひとつへ秋の風 鈴子
蝋石の絵の残る道夏休み 琴吹
盆棚に手造り野菜賑やかに 素秋
久々にはらから集い盆用意 二三子
夏休み野球少年夢はプロ 嘉明
肝試し塚の坂道夜半の夏 久雄
盆踊り袖に手を当て踊りけり 光子
(令和5年8月 通信句会)
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